2016-06
STRAW HAT, 30 SEEDS / GABBY & LOPEZ
BGMで季節感を出そうというわけでもないのですが、なんとなく「この時期は、こればかりかけてるなあ。」という曲は確かにあります。
Natural Calamity の森俊ニと、Tica の石井マサユキ両氏による別名儀ユニット GABBY & LOPEZ の1st アルバムは、いつもの彼らの爽やかな印象とは違って、どことなく気怠い雰囲気。⑤の29分25秒の長テイクは、だらだらと続く梅雨の長雨にまさにぴったり。本人たちは全くそんなつもりで作ってはいないとは思いますが・・。
でも梅雨が明けて「海の日」が来ると、不思議と「また来年ね。」となります。
Label : P-VINE RECORDS
Country : JAPAN
Released : 2004
グレンカダム 14年 オロロソ・シェリー・カスク
いよいよ梅雨に入ってきました。これから約1ヶ月、なんとか乗り切りましょう。
八百屋さんでは梅酒作り用の梅が並んでます。そして必ず一緒に並ぶのが「赤じそ」。八百屋のおかみさんのご提案に従って、カクテル用「赤じそジュース」を作ってみました。とっても綺麗な紅紫色に仕上がってます。焼酎はもちろんウォッカやジンなどの割り飲料として使えます。お好みでどうぞ。
今月のセレクト酒
マディラ
・エンリケシュ&エンリケシュ フルリッチ(蒸し暑い時はむしろ甘口が合う。緯度的にはアフリカに近いマディラ島の酒精強化ワイン。)
ラム(ニカラグア産)
・フロール・デ・カーニャ 12年(180リットルの小樽熟成。)
シングルモルトウイスキー
・グレンカダム 14年(オロロソ・シェリー樽によるフィニッシュ。初入荷のカダム。)
・カリラ 7年(モリソン&マッカイ カーンモア・シリーズの若目のカリラ。ソーダ割りも良し。)
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
学士会館
「〇〇会館」という建物を見つけると、無性に中を覗いてみたくなります。会館フェチとでもいうのでしょうか。
学士会館は、もともと旧帝国大学(現在の国立七大学)出身者の親睦を目的として建設されたものですが、現在は一般利用も可能です。(一部除く)
1階のパブ「セブンズハウス」でペールエールのパイントを開けて、ふらふらと BAR ground line まで歩くのもなかなか気持ちのいい神保町ホッピングです。
経済性と無縁のゆったりしたつくりは「会館」ならでは。
BAR ground line の天井も比較的高い方ですが、さすがにここにはかないません。(当然か・・。)
学士会館:設計 高橋貞太郎(新館部分は藤村朗)
西瓜のソルティ・ドッグ
完熟した小玉西瓜を絞って作る、初夏のカクテルです。
水気をたっぷり含んだ小玉西瓜は、軽くたたいて、きっかけを作ってやると、パカッと見事に割れてくれます。
やっぱり「西瓜割り」ってのは一撃で仕留めるもんなんですね。
もちろんグラスの淵には、西瓜にお決まりの塩付きです。
(でも、実は私は塩は降らない派。)