2019-06
STRUCTURALISM / ALFA MIST
新譜も旧譜も別け隔てなく入れて行きたいと考えています。
「昔の人を褒めるのは簡単。」と言った方がいらっしゃいましたが、確かに評価の定まっていない新譜は、限られた予算の中でやっていくには、リスキーなのは事実です。
でも、同じ初めて聴くCDなのに、なぜか新譜と解るあの感覚は、大事にしたいところです。
内装の新しさは別にして、入った時に「あ、新しい感覚の店なんだな。」というのも、それに近いのかもしれません。うちの店に来られたお客さんに、「18年目です。」と答えると、「えっ。最近出来たのかと思った。」と言われるのは、新鮮さが保たれていると喜ぶべきか、貫禄不足と嘆くべきか。
Label : Inpartmaint
Country : UK
Released : 2019
スイッチボックス
なにぶん一人でやっている店なので、いろいろと手が足りません。いつも立っている場所で、なるべく何でも操作出来るようにと、電気系のスイッチ類をこのアルミパネルの中に集約しました。
中身は照明の調光・換気扇のON / OFFなどで、想定通りの活躍をしてくれています。
よく音響系の機材だと勘違いされるのですが、こんな不細工なアンプがあるわけありません。なにせ、東急ハンズで切り出してもらったパネルを、オープンの30分前までゴソゴソいじくっていた代物ですから。ちなみに「ツマミ」はもちろん秋葉原のパーツ屋です。
大手町
最近は駅からの地下道がどこまでも延びていて、相当な距離を、雨にも濡れずに移動出来るようになりました。お店なども充実していて、駅周辺の地下街で、日常生活のほとんどすべてが事足りると思います。
でも、地上を歩かなくなったせいでしょうか、駅と駅、点と点が、線で繋がっていない方が増えている感じがします。
日本最大のビジネス街・大手町から神保町って、意外なくらい近いんですよ。道中は人もびっくりするくらい少なくて、「ここが東京?」なんて、新鮮な気分を味わえます。梅雨の晴れ間などに、是非お試しあれ。
「歩くことが好き」な方が多いのが、BAR ground line のお客さんの特徴だと思います。飲んだ後の酔い覚ましに軽く歩いてみるのも、安全な街「東京」の楽しみ方の一つかもしれません。
キンタ・ダ・リシャ テラス・ド・ミーニョ ヴィーニョ ヴェルデ 2017
6月に入りましたね。6月というと「梅雨」のイメージが強いと思いますが、案外1〜2週目くらいまでは、湿度も程よくて、むしろ一年で一番気持ちのいい気候だったりします。
今月のカクテルに、今年も「西瓜のソルティ・ドッグ」が登場。小玉西瓜をたっぷり絞った一杯です。体温調整の一助にどうぞ。
また、ポルトガルの名物、「緑のワイン」こと「ヴィニョ・ヴェルデ」が入荷。夏にぴったりの弱発泡性の白ワインです。今年は氷を入れた「カチ割りスタイル」にも挑戦。是非お試し下さい。
今月のカクテル
・西瓜のソルティ・ドッグ(もちろん今年もグラスの淵にはおきまりの塩。)
今月のセレクト酒
シングルモルトウイスキー
・バルブレア 04(北ハイランド地区。1st リリースのシェリーマチュアード品。新調重厚ボトルがゴツすぎて棚に収まらん。)
グラス白ワイン
ポルトガル産
・キンタ・ダ・リシャ テラス・ド・ミーニョ ヴィーニョ ヴェルデ 2017(現地消費がほとんどだったヴィニョ・ヴェルデ。ようやく日本でも見受けられるようになりました。)
皆様のお越しを心よりお待ちしております。