2019-12
年末のご挨拶
年内最後の投稿になります。本年もご来店誠に有難うございました。
今年はラグビーW杯という世界的に大きなイベントが行われた年でした。一見、成功裡に終わったように思える大会も、大型台風による危険と隣り合わせであったことは否めないところだと思います。今後も気候変動による自然災害の脅威は、日本に限らず世界的に避けて通れない課題となっています。
2020年はいよいよ東京オリンピック・パラリンピックの年です。来年の今頃は、笑顔で一年を振り返れる事を願ってやみません。
店主 吉田健吾
新年は2日より営業しております。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
Chillhop Radio 〜 Beats to Relax to / V.A.
→ 時は流れて20年余り。音楽の供給手段も方法も劇的に変わり、大手レーベルを介さずとも、アーティスト自らが作品をネット発信できる時代になりました。
これはどういう事かというと、本来であれば「僕らの耳に届かなかった」類のサウンドが手に入るようになったことを意味しています。デジタル時代の彼らのサウンドは、自分達のための「私的」に溢れています。そう、テクノロジーがサウンドを変えてしまったのです。
「chill 」という言葉は、「落ち着く/くつろぐ」といった意味を持つスラング。音楽としての「chill」は、元々ひとつのジャンルとして捉えられていたのですが、最近では「作業/リラックス用」BGMとしてネット配信されていたりもしています。派手さのない抑制の効いたサウンドは、もちろんBARでのBGMとしても合います。今後も登場回数が増える予感がしています。
Label : P-VINE RECORDS
Country : Japan
Released : 2019
DIY serve chilled volume 1 / V.A.
店でかける音楽の方向性のようなものを模索している時期がありました。そんな時期に巡り合ったのがこのCDです。「DIY」は、イギリス北部ノッティンガムをベースに活動をしているレーベルで、文字通り「自分達で行動を」という精神が、無意識に肌に合ったのかもしれません。
彼らの活動の致命的な欠陥は、そのポリシーが災いしてか、「情報量が極端に少ない」事。98年当時はネットの検索もさほど洗練されておらず、 CDリリースの少ない彼らの痕跡を辿るのは至難の技でした。歯がゆい思いを抱えつつ、「chill」という言葉だけを残して音韻は闇に消えていくのでした。
Label : Blues Interactions. Inc
Country : Japan
Released : 1998
年末年始の営業のご案内
BAR ground line の年末年始の営業のご案内です。
12月28日(土)営業
12月29日(日)臨時営業
12月30日(月)営業
12月31日(火)お休み
1 月 1日(水)祝定休日
1 月 2日(木)営業
1 月 3日(金)営業
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
店主
ペンダーリン ピーテッド
いよいよ12月ですね。今年も残すところあと1ヶ月。気温も徐々に低くなってくるなか、忘年会などでお酒を飲む機会も増えるかと思います。体調には充分気をつけて良い一年にしましょう。
今月のカクテルは「温かいカクテル特集」の最終盤、「ホット・ワイン・カクテル」の登場です。柑橘の果汁とシナモンの香りが体に嬉しいクリスマスカクテル。忘年会のビールで冷えきった体に、飲み直しの一杯を是非どうぞ。
今月のカクテル
・ホット・ワイン・カクテル(今年一年お疲れ様です。年末に身も心も温めます。)
今月のセレクト酒
シングルモルトウイスキー
・ペンダーリン ピーテッド(ラグビーW杯では惜しくもベスト4に終わった、英国・ウェールズ産のモルトウイスキー。)
ラム(フィリピン・ネグロス島産)
・ドン パパ 10年(冬だ、ラムだ、まったりだ。気持ちだけでも南国へ。)
皆様のお越しを心よりお待ちしております。