DRINK
パイナップルのカクテル
BAR ground line 7月の「果物を使ったカクテル」です。
カクテルのデコレーションなどによく使われる「パイナップル」ですが、主役にしても充分美味しいです。
ホワイトラムをベースに、オレンジ、グレープフルーツ、レモンの果汁を加えて「フルーツポンチ」っぽく仕上げました。上にビターズを振って、少しだけ大人のテイストに。
ところで当店、デコレーションが大変苦手です。夢一杯で来られたカップルなどには、気分を台無しにしてやしないかいつも心配しております。今回もいろいろ試した挙げ句、乾燥パイナップルの芯を指すのみという地味さの極地に至りました。何卒御容赦くださいませ。
メロンのカクテル
BAR ground line 5月の「果物を使ったカクテル」です。
完熟メロンの実を使った、少し「贅沢」な感じのするカクテルです。
メロンが「贅沢」に感じるのって、ある一定の世代から上の人間だけでしょうか。
最近では気軽に買える物も増えていて、あまりそういう感覚はないのかもしれませんね。
でも、やっぱりメロンには、なぜか「贅沢」でいて欲しい感じがするのは、僕だけでしょうか。
ホワイトラムをベースに、白ワイン、ライム果汁に、少しだけ生クリームを加えて・・、やっぱり「贅沢」に仕上げてみました。
→ 2019.7.11 お客さんから「大人のシャービック」と命名頂きました。「シャーベット」でないところに若干世代を感じますが、懐かしい響は、子供のころのメロンへの憧れそのものような気がします。
ミント・ジュレップ
フレッシュミントの葉を使ったカクテルと言えばラムベースの「モヒート」が人気ですが、バーボンの故郷アメリカ・ケンタッキー州では、この時期行なわれる三大競馬のひとつ「ケンタッキー・ダービー」を観戦しながらこのカクテルを飲むのが慣例です。ラムとはまた違ったミスマッチ感が、双方を際立たせているようで、僕はむしろこちらの方が好きなくらいです。
ミントの産地は様々ですが、GW連休に長野へ行った際には、そこで自生しているミントを持ち帰って作ることも。
グラス表面についた氷片は、冷えて美味しく出来上がった証しです。
キウイのカクテル
BAR ground line 4月の「果物を使ったカクテル」です。
桜も散り始めて、葉桜が見え始めるこの季節。芽吹き始めた緑を思わせるキウイグリーンはいかがでしょう。
キウイの青臭さがどうにもネックだったのですが、フランス産ハーブリキュールの女王「シャルトリューズ・ヴェール」を使ったところ、全体が上手くまとまりました。ベテランと新人の味の競演といったところでしょうか。
そんな新年度にぴったりカクテルです。
グレープフルーツのカクテル
BAR ground line 3月の「果物を使ったカクテル」です。
カクテルの材料としては、最もポピュラーな素材のグレープフルーツを使ったカクテルです。
グレープフルーツを使ったカクテルというと、「ソルティ・ドッグ」がすぐに思い浮かびますが、こちらはジンをベースに使いました。
フレッシュのグレープフルーツの「苦味」に、ジンの微かな「苦味」を合わせようという訳です。なかなか悪くない相性だと思います。
春先に出回るフロリダ産が、やはり味がいいので、あるうちは続けようと思っています。是非お試しください。
どうしても欲しくなるので、一応申し訳程度に塩も付けています。
シャンディ・ガフ
ビールをジンジャーエールで割った、人気のスタンダード・カクテルです。居酒屋さんなどでもよく見かけるようになったので、もうすっかりお馴染みかと思います。
既製品のジンジャーエールを使っていた頃は、正直「何処が美味しいんだろう?」と思っていたのですが、それをやめて、生姜エキス入りシロップで作ってみると、「あ、美味しいカクテルなんだ。」と改めて気付きました。
その後、「モスコー・ミュール」や「ジン・バック」なども同様に作るようになりました。今では既製品のジンジャーエールは仕入れすらしなくなっています。
オリジナルカクテル ground line 09
BAR ground line のオリジナルカクテルは、すべて番号表記になっています。
「ground line 09」は、赤ワインに柑橘ジュースと果実系リキュール、シナモンを加えてシェイクしたカクテルです。さながら「即席サングリア」といったところでしょうか。
「サングリア」は、夏場に「おすすめカクテル」としてやっているのですが、いつも準備している訳ではないので、オフシーズンはこちらで我慢していただいております。その場で混ぜてシェイクするので全体が泡々になり、これはこれでお楽しみ頂けるかと思います。度数も弱めなので、アルコールの苦手な方も是非どうぞ。
オリジナル・エッグ・ノッグ
「エッグ・ノッグ」は、卵、牛乳、砂糖から作られる子供向けの飲み物で、北米などではクリスマスが近づくと、よく飲まれるようになります。
これにお酒を加えると、「ブランデー・エッグ・ノッグ」などの、大人向けカクテルになります。
BAR ground line の「オリジナル・エッグ・ノッグ」は、ベースにブランデーの他、バニラビーンズを漬け込んだ「自家製フレーバーラム」を使用。独特の風味に仕上がっています。
クリスマスが近づくこの季節。寒さも増してきます。栄養補給に是非どうぞ。(ちなみにホットも出来ます。)
「自家製チョコブラウニー」などを作る BAR ground line では卵は常備しているので、人気が出たら定番メニューにしようかと考えています。さて、いかがでしょう。
オリジナルカクテル ground line 05
BAR ground line のオリジナルカクテルは、すべて番号表記になっています。
「ground line 05」は、ジンとアプリコットリキュール、オレンジ果汁に生クリームを使ったショートカクテルです。
杏(アプリコット)の甘みとオレンジの酸味、生クリームの口当たりが一体になった、まさに食後のスイーツのようなカクテルです。
よく「フルーチェみたい。」と言われます。食べた記憶がない僕でも何となく分かるのが不思議です。ある世代にとって、「フルーチェ」って一度は通る道、共通体験なのでしょうか。