内装・設備
カウンター材(1)
BAR ground line のカウンターはブビンガという南洋材を使っています。
樹高30m近くの高木で、途中に枝がないので節が少なく、テーブルなどの一枚板によく使われます。
表面はオイルフィニッシュといって、植物油を主体とした塗料を塗っています。オイルフィニッシュは 表面に塗膜をつくらない為、木材が持っている本来の美しさである「樹味」を表現する事が出来ます。
内装をお願いした職人さんに「金がないなら自分で塗ったらええ。手間だが、誰が塗っても同じだし、塗れば塗るほど味が出る。」と言われ、毎年正月休みに上塗りを繰り返しています。
おかげでようやくいい味が出てきた気がします。
入口扉
BAR ground line の扉は、耐候性鋼という鉄製のフレームでできています。この鉄,あらかじめ鋼表面に保護性の錆(さび)を形成するように作られたたもので,錆防止のための塗装の必要がありません。ですのでほぼ無垢の鉄の表情をしています。
小さな飲食店などにはあまり使用されないのですが,その風合いがとても好きで「看板代わり」と思って使いました。