神保町界隈
女坂
御茶ノ水方面からわざわざ飲みに降りてきてくれる方って、意外と少ないんですよね。商圏としては神保町とは完全に分かれているイメージです。その大きな要因が、やはりこの高低差にあるかと思います。飲んだ後にこの階段を戻るのは、ちょっと酷ですよね。
一直線に登る「男坂」と、曲がりくねった「女坂」を、気分で使い分けてみられてはいかがでしょう。
でも、やっぱり酷ですよね。
女坂 : 東京都千代田区神田猿楽町二丁目
男坂
BAR ground line の最寄駅といえば、地下鉄神保町駅か、JR水道橋駅になるのですが、ちょっと距離があるのが苦でなければ、JR御茶ノ水駅もギリギリ徒歩圏内に入るかと思います。
人通りも少なく景色も良好。お酒を飲んで気分が良くなったところを歩いて帰るのには、むしろお勧めしたくなるルートです。電車の路線さえ合えば、是非一度お試しを。
難を挙げるとすれば、その高低差。一山登る感じになるのはご覚悟ください。ちなみにこの一直線に登る「男坂」は、避けた方がベターかと思います。
男坂 : 東京都千代田区神田猿楽町二丁目
魚玉
お酒などの試飲会に行くと、帰りに不思議と猛烈にお腹が空くことがあります。きっと空腹神経が刺激されるのでしょうね。無性に「焼魚定食」みたいなものをガッツリ食べたくなります。
しっかり焼けたお魚。案外そんなものを出してくれる所って、少ないですよね。
そんな時の強い味方、神保町「魚玉」さんです。
屋号の示す通り、元はお魚屋さんだったと思います。身振りの良いお魚を、目の前で焼いてくれる定食は、美味しいお米も合間って、夜からの営業の貴重な活力源です。
魚玉 : 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1丁目32
神田古本まつり
先週の金曜日から、今年も「神田古本まつり」が開催されています。もうかれこれ第64回を数えるそうです。靖国通り沿いに立ち並ぶ、書店・書棚の回廊は、本好きににはたまらない光景だと思います。
最近は天候の怪しい日も多いと思いますが、きっと昔は晴れた秋空のもと行われたんでしょうね。
本を買って喫茶店で珈琲を飲む。
至福のひと時。
もちろん BAR でお酒でもいいのですが・・・。
神田古本まつり : 【主 催】 神田古書店連盟
【期 間】 10月25日(金)~ 11月4日(月・祝)
【会 場】 神田神保町古書店街(靖国通り沿い・神田神保町交差点他)
庭のホテル
インバウンド需要が完全に戻ってきましたね。当店に見える海外からのお客さんの宿泊先率ナンバーワンのホテルです。まあ、同じ錦華通りの先にありますからね。(フロントでも紹介してくれているみたい??)
和の要素を巧みに取り入れたテイストは、外国の方に大変好評のようで、今ではなかなか予約が取れなくなっているようです。
ちなみにここの外構デザインをされた会社の社長さんは、BAR ground line の記念すべき第1号の「フリ」のお客さんです。ホテル側との打ち合わせの帰りにたまたま見つけてくれそうです。
庭のホテル : 東京都千代田区神田三崎町1-1-16 tel 03-3293-0028
錦華公園(リニューアル)
お茶の水小学校の改修にともなって、隣接する錦華公園もリニューアルされました。こちらは何とか「錦華」の名は残されたようです。
最近マンションも増えてきて、住宅街の様相も呈してきているこの地域。遊具の数も以前より充実しているようで、休日は子供たちで賑わっています。
が、この辺にお勤めの方にとっては、これからの季節もっと「日影」が欲しかったような・・・。
今年の夏も暑くなりそうです。
お茶の水小学校
工事中だったお茶の水小学校がようやく完成。この4月に開校します。お店の前を通る「錦華通り」の入口に聳え立つ、ランドマーク的な建物に生まれ変わっています。隣接の錦華公園も同時に整備され、この地域の核になること間違いなし。
子供の通りもまた増えて、賑やかさが戻ってくると思います。
毎日店の前を通ってくれてはいても、大人になって来てくれる可能性は・・・。頑張ります。
元々、錦華小学校のあった場所に3校が統廃合されてお茶の水小学校になりました。夏目漱石さんも出た「錦華」の名前を残せなかったのは、この辺の方々にとっては痛恨のようです。
梅の湯
東京のど真ん中、千代田区にも銭湯はあります。
皇居を走るランナーのために、一旦着替えを預けてから走りに行くことを許してくれるので、いつの間にか、皇居ランナー御用達の銭湯になっているようです。
いいですよね。銭湯。
たまに大きな湯船に身を委ねると、心底リラックスできますよね。
いかがです?? BAR で一杯やる前に、ひとっ風呂なんて。飲み心地が数段上がると思いますよ。
ライスカレー まんてん
1981年創業の神保町のカレー屋さんです。もはや神保町“名物”と言っていいかと思います。
内容はいわゆるあの懐かしの「学食のカレー」。(失礼だったら本当にごめんなさい。)
ただ、今やこのようなカレーを出している学食は少ないと思われるので、その存在価値は年々増している気がします。
物価高の現在、お値段そのままの姿勢は、更なる行列の拡張をもたらしています。店員さんも常にハキハキ。「やり続ける」手本がまさにここに。
ライスカレー まんてん:東京都千代田区神田神保町1丁目54