神保町界隈
神田猿楽町
錦華通りを挟んで、お店側が「神田神保町」、向かい側が「神田猿楽町」になります。
去年まではただの「猿楽町」だったのですが、今年から「神田猿楽町」に復活することになりました。
もともと「神田」が付いていたのですが、1969年になぜか一度手放しています。
それから半世紀。一度手放したものを取り戻すのは大変なようです。
それでも、この土地の人にとって、「神田」は何としても取り戻したい、愛すべき名称だったようです。
「神田」の付く地名は広範囲に及びます。「お宅の店に行こうと思って神田駅で降りたんだけど、どっち行けばいいの?」と言われても、誘導のしようがありません。
久松商店
これなんだと思います?
レコードのジャケットみたいでしょ。
実はお店の向かいにあるお肉屋さんです。もっとも業者向けの卸問屋さんみたいなお肉屋さんなのですが。
BAR ground line も「牛スジ肉の赤ワイン煮込み」に使う牛スジをここから仕入れさせてもらっています。(とってもいいスジ肉を分けてもらっています。)
以前は古い(失礼!)建物だったのですが、何年か前に建て替えられて、今のような外装になりました。グラウンドラインからもガラス越しによく見えるので、お洒落な借景として貢献して頂いております。
真っ白な巨大な白壁の内部はお肉の冷蔵室が入っています。この白壁を利用して、たまにモデルさんの撮影などにも使われています。
久松商店 :東京都千代田区神田猿楽町1-4-5 Tel:03-3291-8104
交番
BAR ground line のすぐ近くにある交番です。
なんか、有名な交番らしいです。
よく撮影に使われているのを見かけます。
でも、未だにテレビに映っているところを観た事がありません。
たぶん、タイミングが悪いんだと思います。
交番に住みたいと、思う事があります。 下で BAR やって、上で寝る。シンプルライフの極地です。 僕が住みたいと思うのは、右の写真みたいな感じの交番です。 そんな物件あったら紹介して下さい。
とちの木通り
BAR ground line へ、お茶の水駅方面からいらっしゃるなら、断然おすすめのルートです。
その名の通り、街路樹のとちの木に囲まれていて、両サイドを明治大学や、文化学院、アテネフランセなどが立ち並ぶ、お茶の水らしい文化の香りがする通りになっています。
秋深まるこの季節、散歩するには最適です。(夜じゃ解らないか・・。)
今は両国に移転してしまった「文化学院」。現在の建物は旧校舎のイメージを継承する形で立て替えられ、日本BS放送の本社社屋に使われています。
文化学院:設計 坂倉建築研究所(旧校舎は西村伊作)
地下鉄丸ノ内線
地下鉄丸ノ内線は作られたのが比較的早いため、地下の浅いところを走っています。そのため高低差の激しい区間では地下鉄なのに地上に顔を見せたりします。
お茶の水駅の手前の区間では、なんとお堀のなかを貫通する形で走る姿が見られます。
昔は当たり前のように眺めていたのですが、台湾の監督が撮った、映画「珈琲時光」を観て、ああ珍しい光景なんだなあ、と改めて気付かされました。
言わずと知れた、聖橋からの撮影スポットからの眺め。
神保町が舞台の「珈琲時光」は、撮影していた時は全く知らなかったのですが、なんだかとってもいい映画です。
靖国神社
靖国神社には、東京管区気象台が毎年、桜の開花宣言をする「標準木」があり、この桜のひと咲き目が、桜のシーズンのスタートになります。
日本最大級の第一鳥居、青銅製の第二鳥居、奥の神池では東京でも最も高い位置からの湧き水のひとつが見られたりと、なにかと見所の多い神社でもあります。
あらためて訪れてみてはいかがでしょうか。
東京マラソン2017
昔、子供向けの科学雑誌で、「42.195kmを走らせたら、すべての動物の中で人間が一番速い。」というようなことを書いてあったのを覚えています。マラソンが苦手だった僕は「そんなのただ単に42.195kmも走るなんて無駄な事をするのが人間しかいないだけのこと。」と反論しておりました。人間ってなんて無駄な事ばかりする生き物なんでしょう。
BAR で酒を飲むなんてその最たる事ですよね。
無駄って贅沢。
駿河台下の交差点も色とりどりのランナーでお先に満開。マラソン嫌いの僕も少し出てみたくなりました。出るとしたらバーテンの格好のままにしようかな。エプロンが邪魔で5km地点でリタイヤ必至。
後楽園遊園地
「遊園地とは本来、大人が子供に帰るためにある場所である。したがって都会の真ん中にあるべき。」なんて言っているのをどこかで聞いた事があります。確かに外国映画を見ていると、大人の男女が遊園地を歩いているシーンによく出くわすような気がします。
後楽園遊園地は、まさにそれを地でいく立地。ただしいつも若者で溢れかえっているので「第三の男」を気取るには無理があるかも。頑張れ大人。
観覧車の中心をジェットコースターを通すために軸を抜いた構造。そのため、大きさはこれが限度か。凄い事考えますねえ。
銀杏並木
東京オリンピック・パラリンピックへ向けての整備が BAR ground line 周辺でも感じ取れるようになってきました。マラソンコースにもなっている白山通りの他、明大通りや神田警察通りの銀杏並木が街路整備のため一部伐採されるそうです。
いつまでも同じではないのですね。
電柱の地中化や自転車道の確保などが盛り込まれているそうです。
いい方へ変わっていく事を期待しています。