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バゲット
うちのフードって、煮込みにしてもパテにしても、パンがないと始まらないメニューがほとんどです。が、仕入先は二転三転しています。理由は「お店がなくなってしまう」から。その度ごとに新しいパン屋さんを求めて東行西走しています。
ドリンクの場合の「氷」同様、地味ながらも重要な素材である「バゲット」。
作ってくれる人がいなくなったら店仕舞いを考えなければいけないアイテムの一つです。
もちろん単品のでの注文も可能です。その場合、オリーブオイルにバルサミコ酢を少々加えたものを添えてお出ししています。これに「とりあえず」のポテトサラダ、赤ワインなどで夕食を済ませる方を見かけると、「ああ、こんなんでいいのかも。」なんて思ったりします。
スケープグレース クラシックジン
徐々に秋も深まって参りました。そろそろ忘年会の予定も入ってくる事かと思います。第8波にも充分注意して、楽しい年末にいたしましょう。
今月のセレクト酒にニュージーランド産クラフトジン「スケープグレース クラシックジン」が登場。益々群雄割拠の程を有するクラフトジンの世界。極め付けは「黒」で。是非お試しください。
今月のセレクト酒
クラフトジン(ニュージーランド産)
・スケープグレース クラシックジン(もちろんモチーフはあのラグビーチームかと思われます。ジュニパー、シナモンとナツメグ、レモンとオレンジの皮などなど。)
シングルモルトウイスキー
・タリスカー ストーム(もはや手のつけられない高騰のモルトウイスキー。ここはひとつ安定のオフィシャルで退避。)
シェリー
・ゴンザレス・ビアス アルフォンソ オロロソ(冬はまったり甘口シェリーで。身も心も優しく包まれて。)
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
ロンドンスポーツ
うちの店をご存知の方はお分かりかと思いますが、一応雑然とごちゃごちゃしたのは苦手なつもりです。それなのに、何故この店にハマったのかいまだに謎です。確かに「宝探し」的なところがあって、好みの商品に出会えた時の感動はあるのですが・・。永遠に真似のできないスタイルです。
どうして、いつからこの商売形態になったのかは知りませんが、驚くべきは店員さんがこの箱の中身を全て把握してらっしゃること。リクエストを伝えると、それに見合った商品を探し出してくれます。上野にも姉妹店(あっちが本店?)があるのですが、中身がちゃんとリンクされています。きっとあの箱は、どこか宇宙で繋がっているのだと思います。
ロンドンスポーツ神田店 : 東京都千代田区神田小川町2−3 松岡小川町ビル
イルハ・ダ・マディラ 3年
11月に入りました。今年も残すところ後2ヶ月。インフルエンザにも注意して、無事健康に乗り切りたいところです。
今月のカクテルは「カフェ・ラテのカクテル」です。「ground line オリジナルカクテル #07」として定番化しているのですが、「#01」と並んでもはやうちの看板メニューになりつつあるので、ここで改めてご紹介。さらにご要望とあらば、この時期限定の「栗風味」にも出来ます。是非どうぞ。
今月のカクテル
・カフェ・ラテのカクテル(エスプレッソマシーンのある当店ならでは。寒い夜にぴったり。)
今月のセレクト酒
ラム
・イルハ・ダ・マディラ 3年(マディラ島より表情豊かなアグリコールラムが入荷。秋の夜長にしっぽりと。)
果物を使ったカクテル
柿(今年もやります。ねっとり食感がウリのこの一杯。相変わらず柿の味はしません(笑。)
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
DUSKER / KILN
音楽再生って、理想は録音されたその時代の装置で行うのがベストかと思います。例えば 50”s〜60”s の JAZZ なんかだと、やっぱりアナログレコードで聴くのが一番しっくりくる。
残念ながらアナログレコードの選択を取らなかった当店としては、必然的に CD 登場以降のチョイスが多くなります。そんな中でも、CD ならではの音源というのを探すのも、店の使命かと思う今日この頃です。
LP などのジャケットの迫力にはどうしても劣りがちですが、彼らの一連のアートワークスを見ると、音楽の内容も含め、CD 世代でも表現というのは充分可能なんだなと思わされます。
Label : Ghostly International, Plancha(rerelease)
Country : USA
Released : 2007, 2016(rerelease)
洋梨のカクテル
8月の「果物を使ったカクテル(梨)」が和梨から洋梨へ変わっています。
品種はマリゲットマリーラ〜ラ・フランスへと移っていきます。ベースは引続きジンを使っていますが、和梨とはまた違った、芳醇な香りをお楽しみください。
洋梨って、和梨と違って「熟成」を見極めるのが本当に難しいです。「まだまだかな・・」なんて油断していると、あっという間に使い頃を通り過ぎてしまいます。そんな訳で、この時期は休日も出勤する羽目になるのでした。(別にいつも出ているので構わないのですが。)
スモーキースコット カスクストレングス
10月も後半に入りました。「栗のカクテル」引続き人気です。底に沈めた濃厚シェリー液とオレンジ果汁の酸味が隠し味で、甘さを引き立てています。是非お試しを。
また、煮込み料理に「鶏とブロッコリーのホワイトソース煮込み」が登場。これが出てくると、いよいよ今年も暮れだなという感じです。深まる秋の夜長に温まる一品です。
今月の煮込み料理
・鶏とブロッコリーのホワイトソース煮込み(小麦粉を炒めるところからダッチオーブンを使っています。合わせるならやっぱり白ワインかな。)
今月のセレクト酒
シングルモルトウイスキー
・スモーキースコット カスクストレングス(以前ノーマルのものはやったのですが、それの樽出し。ソーダ割りでもOK。)
果物を使ったカクテル
・洋梨(和梨が終了。今年もまずはマリゲッタマリーラから。)
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
人の住む街
開店した当初(2002年)は、住民なんてほとんどいない街でした。大家さんを含めた、昔から住まわれている方がほんの少し。皆バブルで土地を売って出て行ってしまったそうです。
風向きが変わり始めたのはここ数年。もともと住宅地としてポテンシャルはある(交通の便・治安の良さ、土日の静かさ等々)と、僕は踏んでいたのですが、そこは千代田区。賃料が高くなりすぎて、需要がないと思われていたのでしょうね。が、蓋を開けてみればそんなことはなくて、少々家賃が高くても、それを求める人達はいたようです。最近ではファミリー向けの超高級マンションなども建ち始め、ここを終の住処とする世代も出てきているようです。
リモートワークが定着し、「会社帰りに同僚と一杯」という文化がすっかり影を潜めてしまった昨今。「住んでいる人がいる」というのは、我々飲食店がこれからを生き抜くのに欠かせない要素だと思います。
コルテ・シャーラ プロセッコ ミッレジマート ドライ
朝晩はだいぶ涼しくなってきて、随分と秋っぽくなってきました。窓を開けて寝るのが気持ちのいい季節ですが、思わぬ寝冷えに注意しましょう。
今月のカクテルに「栗のカクテル」が今年も登場。昨年ノンアルコール営業でコクを出すために使ったマスカルポーネクリームを、今年はアルコール入りバージョンでも使います。深まる秋の濃厚スイーツに是非舌鼓を。
今月のカクテル
・栗のカクテル(ブランデーベースに、フランス産マロンリキュール、甘口オロロソシェリーなどを使用。上にトッピングしているのは「自家製チョコブラウニー」を砕いたもの!!)
ボトルスパークリングワイン(イタリア/ヴェネト州)
・コルテ・シャーラ プロセッコ ミッレジマート ドライ(プロセッコ入れ替えました!!「イタリアNo.1生産者」に輝いた名門アレグリーニが手掛ける、ヴィンテージスパークリング。)
果物を使ったカクテル
・梨(「豊水」から「あきづき」に変わって行きます。和梨はそろそろこれで終了かな・・。)
皆様のお越しを心よりお待ちしております。